マテリアリティ Materiality
Materiality (IMPORTANT issues)
マテリアリティ(重要課題)
当社は以下の 8 つのマテリアリティを特定しました。各マテリアリティについて具体的な取り組みを進めていきます。

区分 | マテリアリティ | 主な取り組み | 目標・KPI | ||||||||||||||||
事業活動 | 地球環境保全への対応「ニッパツグループ環境チャレンジ」 | ||||||||||||||||||
CO2排出量の削減 | ・省エネ推進 ・設備の電化、燃料転換、ライン編成 ・生産工程や製品開発における技術革新 ・再生可能エネルギーの活用(電力購入、太陽光発電への設備投資など) |
※CN…カーボンニュートラルの略 |
|||||||||||||||||
環境負荷物質 の削減 |
・材質判定機による分別の徹底と廃プラの有価物化 ・再資源化が可能なリサイクル業者の再検証 ・有償リサイクルの無償化や有価物化の推進 |
|
|||||||||||||||||
環境貢献型製品の創出 | ・電動車の駆動用モーターに使用されるモーターコアやインバーター用の金属基板など電動車関連製品の開発・生産・安定供給 |
※2025年5月決算説明会時点 |
|||||||||||||||||
社会課題の解決に寄与する製品開発 | ・社会全体で情報化が加速するなかでのビックデータ需要に対応するHDD関連部品や半導体プロセス部品の開発・生産・安定供給 |
※2025年5月決算説明会時点 |
|||||||||||||||||
経営基盤 | 人の価値の最大化 | ・人材の確保と育成 ・ダイバーシティ推進 ・働き方改革 ・人事制度改革 ・安心・安全な職場づくり |
・処遇改善、ライセンス手当制度拡充によるエンゲージメント向上
|
||||||||||||||||
人権の尊重 | ・人権尊重方針の浸透 ・人権推進体制の強化 ・人権リスクに対する防止策の推進 |
・人権研修の実施と受講率100% ・当社及び国内連結会社での人権調査の実施 ・当社でのサプライチェーンにおける人権調査の実施 ・長時間労働防止のための取り組み実施 |
|||||||||||||||||
コンプライアンス | ・役員、従業員への継続的な教育 | ・コンプライアンス意識調査結果に基づく問題点・課題の抽出とコンプライアンスプログラムへの落とし込み | |||||||||||||||||
グループ経営 | ・サステナビリティ、マテリアリティのグループでの取り組み ・当社及び連結会社への社長訪問によるコミュニケーションの実施(「TOP巡回」) |
・「TOP巡回」によるグループ一体感の醸成 ・グループ社長会、グループ会議体による情報共有 ・当社及び国内連結会社での従業員持株会加入率80%以上 ・グループ会社との連携による、働きやすい・働きがいのある職場づくりの促進 |
Materiality identification process
マテリアリティ(重要課題)の特定プロセス
当社は、以下のプロセスを経て、マテリアリティ(重要課題)の特定に至りました。
-
STEP1
課題(マテリアリティ候補)の抽出関連する複数部門で、部門横断的なプロジェクトを発足し、SDGs、GRIスタンダード、
各種ESG評価などを参考にマテリアリティ候補となる社会課題を抽出。 -
STEP2
重要性の検証、分析当社が置かれている事業環境や社訓・経営理念、CSR基本方針などと照らし合わせ、
マテリアリティ候補の自社にとっての重要性を検証・分析。
また、外部の有識者の意見聴取などを行い、ステークホルダーにとっての重要性も検証・分析。 -
STEP3
マテリアリティ(重要課題)の特定STEP1とSTEP2をふまえ、プロットを行い、マテリアリティ(重要課題)を特定。
-
STEP4
マテリアリティ(重要課題)の分析STEP3で特定したマテリアリティ(重要課題)のうち、特に財務影響が大きい項目として「地球環境保全への対応(環境チャレンジ)」と「人の価値の最大化」を特定。
-
STEP5
上層部とのディスカッション取締役会承認上層部とのディスカッションを経て、取締役会にて承認。
今後は定期的な見直しも検討する。