“人・組織”でニーズへ迅速に対応する Quickly Respond To Needs

OUR BELIEFS IN PRODUCT CREATION

「やりたい」「やり続けたい」と熱意を持つ従業員がいる

実直に「ものづくり」に取り組み、慣習や成功体験にとらわれず、柔軟に「ものづくり」を深化させてきたニッパツ。
研究開発本部内にある『新規分野探索チーム』は役職や年齢に関わらず、専門分野や業務経験の異なるメンバーが立候補で集結。モビリティはもちろん、情報通信や医療など分野を絞らず、展示会や学会への参加や、国内外の大学との共同開発を通じて、積極的に探索を進めています。
従業員一人ひとりの「やりたい」「やり続けたい」という情熱が、次世代を担うキーパーツを生み産み出す源泉です。

新規分野探索チームのメンバー7名
分析機械を使用して製品研究をしている様子

DEVELOPED TECHNOLOGY TO NEXT VALUE CREATION

培った技術から、新たな価値を創造する

ニッパツは目前にある課題やご依頼に取り組むだけでなく、さらに先の未来で求められる技術を模索し、積極的に技術開発に取り組んでいます。
シート事業の開発部ではクルマの高度自動運転が本格普及する2030年を見据えて、車酔いを低減するシートを開発。従来はクルマの揺れを抑えるのに車体構造や足回りのばねの改良が一般的だったものを、シートのヘッドレストで後頭部を支えて揺れを抑えるという方法を実現。車酔いを発症するまでの時間を約3倍長くすることに成功しました。
長年培った自社技術の活用だけでなく、各業界トップメーカーと取引があるからこその情報収集力、さまざまな経歴を持つメンバーで構成される開発チームの柔軟で多角的なアプローチにより、次世代のクルマに求められる安全と快適性を実現しています。

シート事業の開発チームメンバー4名
車酔い低減ヘッドレストの格納時と展開時の比較

CREATING A NEW TREND, TOGETHER WITH OUR CUSTOMERS

お客様と共に未来への潮流を作る

近年加速するクルマの電動化では、モーターやバッテリーによる体積や重量の増加が業界全体の課題です。当社が世界シェアNo.1を誇る自動車用懸架ばね製品も、さらなる省スペース・軽量化で対応し、次世代自動車の実現を担っています。
ニッパツでは開発畑出身の社長自ら研究開発会議に年何十回も出席し、研究開発部門を支援。「失敗を恐れていたら、開発はできない」という社長の激励を胸に、リスクを恐れない挑戦心、失敗の先にある成功への粘り強さを強みとして、日々新しい挑戦を続けています。
お客様に満足・信頼される創造挑戦型・開発提案型企業として、2039年に迎える創業100周年、さらにその先の未来まで。「ニッパツのものづくり」を通して様々な技術や製品を提供し、お客様と共に新しい潮流を作ります。

複数人の従業員が打ち合わせをしている様子
検査着姿の従業員3名が笑顔で並んでいる様子