社会への参画と発展への貢献 Participation and Contribution

当社グループおよびグループ会社の拠点は、国内・海外の様々な地域に広がっており、各事業所がそれぞれの地域に根ざした活動を展開しています。そして、地域社会から世界へと共生の輪がさらに広がるよう、グループ総力をあげて取り組んでいます。

SPONSORING AND COOPERATING WITH LOCAL EVENTS

地域のイベントなどへの協賛・協力

「ニッパツ三ツ沢球技場」を軸とした活動

2008年から継続している「ニッパツ三ツ沢球技場」のネーミングライツ(施設命名権)は、2021年3月から5年間の契約を更新しました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、従来から継続してきたネーミングライツの特典である無償使用権の有効活用については機会が減りましたが、当社が本社を置く横浜を拠点とするスポーツチームへの協賛などを通じて、地域を元気づける活動に取り組んでいます。


ネーミングライツ継続 16 年目

ニッパツ横浜FCシーガルズの協賛を継続

女子サッカーなでしこリーグ1部ニッパツ横浜FCシーガルズに対して、2016年から冠スポンサーとなっていましたが、2021年から5年間のスポンサー継続契約を締結しました。横浜を拠点とし、「ニッパツ三ツ沢球技場」をホームスタジアムとする同チームに協賛することにより、引き続きチームを通じて地域の方々との交流を深めていきます。

ニッパツ三ツ沢球技場でのサッカー試合の様子

新たに5年間、命名権を継続した「ニッパツ三ツ沢球技場」

ニッパツ横浜FCシーガルズの選手たち

ニッパツ横浜FCシーガルズの選手、監督、コーチ。
ユニフォームの胸には「ニッパツ」のロゴ

陸上教室での集合写真
2022年度陸上教室の様子

陸上跳躍教室を開催

2016年から、NPO法人YNUスポーツアカデミー(Yokohama National University Sports Academy)と当社が共同で、 神奈川県内の中高生を対象に横浜国立大学グラウンドにて陸上教室を開催しています。(2020年・2021年はコロナ禍により中止)
当社アスリート社員が講師となり、未来のトップアスリート育成とともに、跳躍競技のレベルアップを目指す選手のために当社が社会貢献の一環として行っているものです。これまで5回の開催で延べ415人が参加しました。

ニッパツがスペシャルオリンピックス日本・神奈川へ寄付した自販機
スペシャルオリンピックス日本・神奈川への寄付自販機を設置

障がい者スポーツ支援

知的障がい者を支援するスペシャルオリンピックス日本・神奈川の活動を応援する目的で、月に1回程度卓球やバスケットボールの練習に当社横浜事業所にある体育館の貸出を行っています。また、同団体の活動周知を目的に、横浜事業所内にラッピング自動販売機を設置し、売上金より同団体へ寄付を行っています。
2022年は約500千円の寄付額となり、各種大会への出場支援を行いました。

スペシャルオリンピックス日本・神奈川へ貸与した体育館で卓球をしている様子
スペシャルオリンピックス日本・神奈川への体育館の貸与

TFTで世界の子どもたちに給食を

当社では、2013年度から社員食堂で従業員が特定のメニューを食べるごとに、開発途上国の子供たちへの給食支援につながる仕組み「Table For Two」(略称TFT)に参加しています。
累計で、110万2千食分の学校給食を寄付しており、2017年からは、8年連続でTFTのトップサポーターである「プラチナパートナー」に認定されています。

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パートナーバッジ

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感謝状

備蓄非常食の活用 ㈱StockBaseを通じての食事支援活動

ニッパツ本社では、消費期限が迫った備蓄非常食を、子供食堂やフードバンク、生活困窮者支援団体などへ配布する、食事支援活動に取り組んでいます。横浜市立大学の学生起業である㈱StockBase社が、当社と食事支援を必要とする団体との間の橋渡しを行い、通常であれば廃棄処分となるはずの備蓄非常食の有効活用に努めています。
備蓄非常食は、本社だけでは無く、各事業所や関連会社からも協力を頂き、これまで約2年間で2,068食を20団体に寄付しました。この活動は食事支援をしながら、同時にフードロス削減を実現できる活動でもあります。課題として消費期限が切れた備蓄非常食の処分がありますが、こちらは家畜の飼料として再利用する事業会社との取引を始めました。こうした活動を継続し、フードロスゼロを実現していきたいと思います。

提供元

食数

日本シャフト

276

日発販売

522

日本発条 営業本部

170

日本発条 豊田工場

200

日本発条 本社

900

合計

2,068

提供先

食数

宮っ子支援センター 様

312

フード バンク あつぎ 様

300

食支援ネット かながわ 様

222

寿地区センター 様

172

あるふる 様

168

mix'SDG 様

150

744

合計

2,068

あまびきの里の内観
木の温もりを大切にした建物「あまびきの里」

地域に根差した企業へ(株式会社スミハツ)

当社グループ会社である株式会社スミハツは、茨城県を拠点とする地域に根差した企業として、関連会社スミハツサービスを立ち上げ、2000年より訪問介護事業を開始。2015年には介護施設「あまびきの里」を開業しました。訪問介護の他、通所介護、居宅介護支援、訪問入浴介護などのサービスを提供しています。スミハツの地元茨城県桜川市は、高齢者が多い地域。ですので、高齢者だけでなく、そのご家族が安心して過ごせるよう事業を継続しております。これからも地域の皆様から親しまれる企業を目指していきます。

SOCIAL CONTRIBUTION ACTIVITIES

コロナ禍における社会貢献活動

「学生フォーミュラ日本大会」に協賛&部品提供

従来から協賛を続けていた自動車技術会主催の「学生フォーミュラ日本大会」ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催方法を変更しての開催となりました。当社は、同大会への協賛とともに、各チームの参加車両開発に向けた部品提供依頼などへの対応は継続することで、厳しい環境の中での活動支援につなげています。

秋田大学で行った出前教育の様子
出前教育の様子

日発精密工業 秋田大学で出前教育

日発精密工業は、2020年10月に秋田大学で材料理工学コースの学生を対象に出前講義を行いました。本来、大学側は工場見学を計画していましたが、コロナ禍のため出前講義の依頼があったものです。工場見学をしている雰囲気が出るようにビデオ映像を中心に、製品の紹介や製造工程フローのパワーポイントによる説明を行いました。

2022年度総支出額195百万円の内訳を示す円グラフ