取締役会の実効性評価 Effectiveness Evaluation
Evaluation of the effectiveness of the board of directors
取締役会の実効性評価
当社は持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現するために、継続的にコーポレート・ガバナンスを強化していくことが重要であると考えています。ステークホルダーの当社のコーポレート・ガバナンスに対する信頼を高めていくため「コーポレート・ガバナンスに関する基本方針」に則り、2017 年度より毎年、取締役会の実効性について分析・評価を実施し、評価によって認識された課題について改善を進めています。
アンケート評価方法と評価内容
取締役および監査役を対象に、アンケート方式による自己評価を実施しています。そのステップと、アンケート内容は次のとおりです。

自己評価実施結果の概要
自己評価を実施した結果の概要と改善策は、次のとおりです。
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2023年度評価結果の概要
各評価項目については、全体として概ね高水準のフィードバック結果となりました。特に「2)取締役会の運営」および「7)社外取締役への支援体制・情報提供について」は、これまでの事務局運営の継続的な効率化への取り組みや社外取締役への事前説明の一層の充実などが奏功し、評価が改善しています。
一方、「取締役会の審議の充実」については、個別議案の決議のみならず、中長期的な経営方針などに係る議論をさらに充実させる必要があるとの課題認識が示され
ました。 -
改善策の実施
2023 年度の評価結果を踏まえ、2024 年度は主に以下の点について改善を図ります。
1. 経営に係る骨太のディスカッション時間を確保するための、既存の取締役会付議議案の見直し
2. 中長期的な経営の重要テーマに関する社外取締役、社外監査役の優れた知見の活用
3. 社外取締役とのさらなるコミュニケーション深化による効率的・効果的な審議の実現
アンケート結果
アンケート結果は、次のとおりです。
