プラント設備点検サービス Maintenance Service

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当社製の配管支持装置

Inspection by drone

ドローン点検

当社では、プラント設備の「配管支持装置」に関する長年のノウハウを生かし、高性能ドローンによる点検サービスを開始しました。本サービスを利用すれば、配管支持装置の、錆による劣化度合いや、ボルトのゆるみまで、撮影した動画から把握することができます。

サービス対象となるお客様

プラント設備の点検を希望されるお客様
 LNGプラント、石油化学プラント、発電プラントなど、プラント内の配管支持装置はもちろん、防爆エリアや高所などの設備の点検が可能です。なお、一部、配管支持装置が、配管や設備で隠れてしまっている箇所はドローン点検できません。

工場の外壁や屋根の点検を希望されるお客様

空撮を希望されるお客様
 新工場開所記念などでの外観撮影といった、建物や周辺の空撮が可能です。

サービスの特長

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イメージ(防爆エリア)

①高性能カメラで遠方の点検が可能

高性能カメラを使用して「錆による配管支持装置の劣化具合」や「ボルトのゆるみ」など細かな不具合まで点検可能です。
また、防爆エリア(火災や爆発の恐れのある危険な場所)など、ドローン飛行が困難な場所でも、ドローンの高性能カメラで遠方から点検を行う事が可能です。カメラズームは最大200倍となります。

フレアスタック
イメージ(煙や炎を出しているフレアスタック群)

②足場不要で、時間・コスト削減が可能

タンク壁面や、フレアスタックなどの高所点検には、従来、足場が必須でしたが、ドローンを活用する事で点検に足場が不要となり、容易に行えます。これにより、時間・コスト削減が可能となります。

サービス利用の流れ

当社は、お客様からのご相談をお受けして、すぐさま概要把握を行います。点検個所の特定からご要望の事前確認、協議を経て、飛行計画作成・承認後、点検を実施いたします。その後、最終成果物として、撮影データを提出いたします。

 

点検の流れ 担い手 要する時間
①概要把握 お客様・当社
②現地確認(点検箇所や飛行範囲の特定) お客様・当社 約1日
③飛行計画書の作成・提出 当社 約1週間
④飛行計画書の承認 お客様
⑤国土交通省、関係各所への届け出 当社 約1~3日
⑥点検の実施 お客様・当社 約1日(天候による)
⑦撮影データの提出 当社 即日

 

サービスに使用するドローンの性能

ドローン点検では、保有する機体の性能がとても重要です。当社は以下の高性能ドローンを保有しており、本サービスで使用します。

スペック

機体名称 MATRICE300RTK
飛行時間 最大55分/回
障害物検知 全方向障害物検知機能
カメラ性能

ZenmuseH20T
3つのカメラの動画、写真を同時保存
・広角カメラ(4K)
・ズームカメラ:最大200倍
・サーマルカメラ
・レーザー距離計(3~1,200m)

外観 6

 

 

ズーム機能

最高200倍まで、ズーム対応可能です。

対象までの距離 80m 280m
カメラズーム200倍の場合

 

 

 

撮影機能

当社の保有するドローンは、広角、ズーム、サーマルの3種類の映像を同時に撮影することが出来ます。ズームカメラの映像だけでは、どこを撮影したものなのか、認知しにくいことがありますが、ズームと広角を同時に撮影することで、ズーム対象の特定が容易です。

 

同一地点を撮影した動画3点
 同時撮影を体感できます。
(左から「広角」「ズーム」「サーマル」カメラで撮影)


 

点検用途以外(空撮)への本サービス活用

点検用途の他には、例えば、新工場建設時など、記念動画の空撮なども対応可能です。

当社宮田工場(長野県宮田村)